───≪東釣協の取り組みと呼び掛け≫───
例会等に於ける❛バス運行❜の安全対策について
(~バス事故から学ぶもの~)
【4月21日 神戸市バス死傷事故発生】・【5月10日 群馬南牧バス転落事故発生】
度重なる❛バス❜に依る、上記の事故が発生しておる折、各事故について検証するとともに、問題点を解明し、❛協会バス運行❜の❝安全対策に反映し、万全を図る❞事と致しました。
1.【神戸市バス死傷事故】については。
当該バスはオートマチック車であり、運転手が、バスを停止する際、ブレーキとアクセルを踏み間違えた事により発生した事故で有る。
〔安全対策〕
協会バスは、マニュアル車で有る事から、踏み間違いは考え難いが、加齢に依る、運転技能の低下を考慮し、健康チェックとともに、同乗に依る、技能チェックを行い、万全を図って参ります。
2.【群馬南牧バス転落事故】については。
下山して来た登山客が、停車中のバスに乗り込む際に、サイドブレーキが甘かった事から、バスが動き出し、15mの崖を転落し重軽傷を出した。この時、運転手はバスから離れており、エンジンが掛かったままだった。更に、当該バスは、「無許可有償運行(白バス)」で有った。
〔安全対策〕
山道・急斜面での駐車時は、エンジンを切り、坂道の状況に応じ、ギアを2速もしくはバックギアに入れ、輪止めをするのが、基本動作で有る事から、基本動作の❛再確認と徹底❜を、図って参ります。
以上の事項を実施し、今後❛終始徹底❜を、図り、❝安全運行に万全を期する❞事と致しました。
しかし思うに、“何故に過去の重大事故の教訓は生かされないのか” 日を追うごとに明らかになる事故原因とその要因、それに伴う違法行為と杜撰経営の実態。観光バスを常時利用する我々釣り人・釣り会にとって、決して他人事ではなく、明日は我が身との思いが募るばかりである。又、バス会社・運転手の責任問題は別として、使用者側の認識や見識にも問題が有るのではないだろうか。
協会では運送問題で警笛を鳴らし、各釣り会に呼び掛けて来た。しかし、各釣り場で見掛ける車両は依然として該当バスで有り、バス会社で有る。その数は言うに及ばず、我釣り界は、恥ずかしながら90%は該当バスで有る。 我々釣り人・釣り会のバス利用に関しての見識は未だ低い。これで、“安全で快適な輸送”に依る、月例会等の実施が図れるのだろうか?。甚だ疑問であり不安である。
『あなたの‘バス’は大丈夫ですか!!』
◎釣り会の皆さん、❝事故の無い楽しい釣りをしようではありませんか!!❞
東釣協 運輸部
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