例会等に於ける‘バス運行’の安全対策ついて
昨年、‘旅客自動車運送事業法’の改正に依り、係るバス運行経費削減の為、協会では、自家用バスを保有。又、参加人数に応じ、マイクロバス等をレンタルし、“会員による会員の為のバス運行”を行っておる所です。
1.【昨年12月28日 池袋で】・【29日 雲仙で】バス火災事故発生
◎ 国土交通省⇒点検・整備を通じて車両火災事故の防止を徹底するよう指示
2.【本年1月15日 長野県軽井沢町で】スキーバス事故発生
◎ 国土交通省⇒全国の貸切バス事業者に対して一斉監査に入る方針
度重なる‘貸切バス事業者’に依る、上記の事故が発生しておる折、
各事故について検証するとともに、問題点を解明し、‘協会バス運行’の“安全対策に反映し、万全を図る”事と致しました。
1.【バス火災発生】については、
新・旧車を問わず、“点検・整備の徹底”を、車検等、整備支援委託企業の「三菱ふそうトラック・バス(株) 北関東ふそう」のアドバイスを基に、徹底を図って参ります。(※車両が古くなれば、室内灯等、各灯の周辺にホコリが溜まり、ショート・火災の原因になるとのアドバイスに、‘こまめな点検・清掃’を行う事に致しました。)
2.【スキーバス事故】からの教訓と問題点の対応については、
行き先・コースの確認とともに、行程に於いての‘危険箇所の確認と対応’を、担当ドライバー会員と話し合い、安全走行を図る。又、‘運転技術のレベルアップ’の為、使用バスの特性等を話し合うとともに、試運転し熟練れさせて参ります。
以上の事項を実施し、今後‘終始徹底’を図り、“安全運行に万全を期する”事と致しました。
しかし思うに、“何故に過去の重大事故の教訓は生かされないのか。” 日を追うごとに明らかになる事故原因とその要因、それに伴う違法行為と杜撰経営の実態。
観光バスを常時利用する我々釣り人・釣り会にとって、決して他人事ではなく、明日は我が身との思いが募るばかりである。又、旅行代理店・バス会社の責任問題は別として、使用者側の認識や見識にも問題が有るのではないだろうか。 協会では運送問題で警笛を鳴らし、各釣り会に呼び掛けて来た。しかし、各釣り場で見掛ける車両は依然として該当バスで有り、バス会社で有る。その数は言うに及ばず、我釣り界は、恥ずかしながら90%は該当バスで有る。 我々釣り人・釣り会のバス利用に関しての見識は未だ低い。これで、“安全で快適な輸送”に依る、月例会等の実施が図れるのだろうか?。甚だ疑問であり不安である。 『あなたの‘バス’は大丈夫ですか!!』
◎釣り会の皆さん、“事故の無い楽しい釣りをしようではありませんか!!
東釣協 運輸部